夏のカケラ

「ヒロさん!小雨に成りました!」

「そうか!よし、みんな素振り辞め!」


一年生がホッとした様な表情を見せる。

だが、僕の次の言葉で肩を落とす事に成る。


「グランドで練習するぞ!行くぞ!」


「よっしゃー!!」


僕の言葉に喜んだのは、ニ、三年と戸坂だけだ。

一年生は悲壮感が漂っている。

そんなに、練習が嫌なのか・・コイツらは・・・

ま、分からなくも無い。

実際に僕も練習が嫌だった。


だけど・・

一度味わったら、辞められ無いんだな・・・

上手く成る事の快感を・・・