夏のカケラ

未だに俺は10mがやっとだ。


後、あのピッチャー二人・・・一人の人が球が速いのは分かった。

もう一人の方だ。


あの人の球は・・・魔球だ・・・!

戸坂が考えながら、家に着いた。


家には誰もいない。


戸坂は母子家庭で、母親は帰りが遅い。

家に着くと、金を持って夕食を買いに行く。

その日も同じ様に、買物に出掛けた。


痛い。


筋肉痛が激しく成っている。


戸坂はスーパーからの帰りに、川沿いの道を通って帰る事にした。

どうせ早く帰っても、誰もいないのだ。