夏のカケラ

ヒロが笑ってそう言うと、校長はフムと言った後に、


「・・・彼は、それで失敗した事が有るんだよ・・・」


「え?」


マイは思わず声を出した。

みんなは気にせず集中して筋トレをしている。


「三年前かな・・・その時の教え子達は、調度、今の君達と同じ様に、自ら練習をする子達ばかりだった・・・」


校長がゆっくり話し出す。
マイは校長を見つめた。

「ピッチャーの子だったよ・・・投げ込み過ぎで、肩を壊していた・・・」

ヒロも校長を見つめていた。

校長は続けた。