夏のカケラ

練習試合の初戦は3対2で勝利を収めた。


だが、流石は落ち目とは言え名門の二軍だ。強い。

僕らは全力で戦いやっと勝てたのであった。


「あのピッチャーは、あの変化球を持ってて、何でレギュラーじゃ無いんでしょうね?」

木山が僕に聞いて来た。

「エースの球は、もっと凄い・・・って事だな・・・」

僕はゾクッとした。


大変だな・・・上のクラスにはこんな奴らがゴロゴロしてるのか・・・

みんなもそう思ったらしく、勝利したのに無口であった。


「・・今から戻って・・練習しないか?」

カズが恐る恐る聞いて来た。


それは、名案だ。