僕はテーブルに身を乗り出した。

「アキラ」

「何ですかぁ?キャプテン?」


ムカツク。


僕はアキラに顔を寄せる。

「野球部の連中には言うなよ、誤解されるからね」

「ほ〜、誤解される様な事が有るんだ」


益々、ニヤける。


「いや、そうじゃ無くて・・・みんなが気を使うじゃん」

「そりゃ使いますよ〜、キャプテンとマネージャーが付き合ってたら!」


マイが額に手を置いて、溜め息をつく。


「アキラ君」

「はい、キャプテン」

「お前が欲しがってた、奇面組全巻やる」

「・・・キン肉マンも付けてくれ・・」

「闘え、ラーメンマンも付けよう!」