夏のカケラ

仕方なしに、僕がアキラに、

「野郎二人で行くか!」

と言うと、アキラは、

「済まない、ヒロ・・・俺はお前と違ってモテるんだ・・・昨日、二組の川崎に告られた」


はい?


「だから、俺は川崎と二人で約束が有るからヨロシク!」

そう言って、アキラは出て行った。


一人取り残された僕は、しばらくボー然としていた。

なんだそりゃ・・・

取り敢えず、アキラとカズのカバンを蹴っておいた。


仕方なく、一人でロビーでボーっとする。

クロはクラスの奴らと出掛けたらしい。

こう言う時、クラスに友達がいないのは辛いな・・・