夏のカケラ

「ほれ、ちゃんと飲め」

僕はマイの顔を上げさせて飲ませる。

「もう良い・・・」

マイはそう言って僕にスポーツドリンクを渡して来た。

僕もマイの隣に腰掛ける。


「ねぇ・・・」

「うん?」

マイの呟きに僕はマイを見た。


「ヒロってさ・・・私の事・・・嫌いなの?」


は?何だいきなり・・・


「何言ってんだ?お前は」


僕がそう言うと、マイは僕の肩に頭を乗せて来た。


「私さぁ・・・空気が読めて無い?」


「え?何で?」


「何か最近、ヒロに怒られてるんだけど・・・」