夏のカケラ

次の回、高田東の攻撃はあの怪力一年生からである。

コイツには、近藤さんが投げて貰う。

何故か・・・?

近藤さんが三球連続にキレの有るカーブを投げた。

近藤さんのカーブはそこそこキレが有る。


見事三振。

思った通り。

コイツは変化球が打てない。


練習の時、一球も変化球が無かった。

しかも、偵察が色々来ていたのだ。

当然に高田東の監督は弱点を晒す訳が無い。

変化球を封印したのだ。

一年生の怪力君はショボンとしてベンチに帰って行った。

偵察に来ている他のチームがざわつく。