夏のカケラ

僕が尋ねる。

「私も行く」

怪しい姿のマイが、そう言う。

「いや・・・行くのは良いけど・・・何、その恰好」

「偵察するんでしょ?顔を隠さないと」

僕ら三人は顔を見合わせる。


マイは何か勘違いをしている様だ。


僕は取り敢えず、マイのマスクとサングラスを奪った。

「え?何で?」

「・・・七瀬は、以外と天然なんだな・・・」

カズがボソッと呟いた・・・

・・・・

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僕らは電車に乗って、高田東に到着したが、もう既に5時を回っており練習は仕上げのベースランニングをしていた。


「うわ!遅かったか!」