夏のカケラ

「やってるな!」

そう言って、山本さんと近藤さんが入って来た。

「チワッすー!」

僕らは挨拶をした。

山本さんがアキラを見た。

「うん?なんスか?」

アキラが不思議そうな顔をした。

「アキラ・・・お前のロン毛、梅雨時期にはウザいわ」

「な、?!」

「あ、それは僕も思うんですけどね・・・」

僕が下を向いて言う。

「切ってしまおう!」

カズが思い切る。

「よし、カズ、バリカン買って来い!」

近藤さんが財布を出した。

「ヤダー!これは俺の命だー!!」

みんなで笑った。