夏のカケラ

柴原さんは、そう言うと黙り込んだ。


柴原さんの意見も・・・分からないでも無い。


でも・・・


でも僕は・・・


僕らは、そのまま二人で学校に戻って行った・・・

・・・・

・・・・





学校に戻ると、一年生のマネージャーの山下が走って来た。

「一ノ瀬さん!先輩達が来ました!」

僕と柴原さんが顔を見合わせて山下の後を追いて行った。

みんなは社会課の準備室に集合しているらしい。

準備室に到着すると、全員が揃っていた。監督は黙って椅子に座っている。

山本さん達三年生らは、監督の前に立っていた。

「・・・ですから、僕達は納得が出来ないんです・・・」

山本さんが呟く。

監督は腕を組み、下を見ていた。