夏のカケラ

僕らはみんなが行きそうな所を捜し廻った。

僕は柴原さんと捜した。

取り敢えず、タケルの家に行くとまだ帰って無い。


どこに探しに行くか・・・


そう思った時、柴原さんが口を開いた。

「・・・やっぱり・・・名門の監督って・・・冷たいね・・・」

柴原さんが呟く。

僕は顔を上げて柴原さんを見た。

「・・・なんでですか?」

僕はみんなが行きそうな所を考えながら聞いた。

「何で・・・って、嫌な奴は辞めろ・・・って、冷たいよ・・・!」

柴原さんは俯き加減で僕を見ている。

僕は帽子を取り、髪を直した。