夏のカケラ

「あ、監督だ」


マイが言った。

僕らが振り向くと監督がゆっくり歩いて来た。

「ん?どうした?集まって・・・」

監督は笑顔で言う。

僕らが下を向く。


近藤さんが仕方無く、話した。

監督は黙って、近藤さんの話しを聞いていたが、聞き終わると、

「分かった・・ま、取り敢えず練習をしよう」

そう言って手を叩いた。

「監督!アイツらが来てないんですよ!」

近藤さんは尚も、監督に詰め寄る。

「だから?」

監督は普通に答える。