夏のカケラ

「キャッチャー、一ノ瀬!」


みんなざわつく。



よし!やった!念願のレギュラーだ!



山本さんが下を見ていた。

僕は若干、申し訳無かった。

「ファースト、二谷!」

アキラが僕にピースサインを出した。

順番に読み上げられて行く、近藤さんはサードにコンバートされた。


「ショート、三井!」

「よし!」


カズが叫んだ。

次に驚いたのは、


「センター!鈴川!」


一年生の鈴川純一だ。


やはり・・・


コイツは足が速い。


走塁の試験でダントツの一位であった。