そう言って強烈なノックを始める。


ノックが終わると、送球練習が始まる。


「よし、今日は2.5秒を切れよ!」

「っしゃ!」


そう言って、親父の一人がストップウォッチを片手に一ノ瀬の二塁までの送球を計っている。


なるほど・・・


確かに2.5秒内で、二塁まで送球出来れば、たいがいのランナーは刺せる・・・


面白いな・・・


桜川は笑った。


その後、結局三時間程の練習をしていた。


どういう関係かは、分からないが・・・


これは力が付く訳だ・・・

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