夏のカケラ

うぐっ・・・卑怯な奴だ。

僕は溜め息をついた。


「・・分かったよ・・買ってやるよ・・・」

「ホント?!悪いわね、ヒロ!」


嫌な奴。


「でも、あんまり高いやつはダメだぞ、俺も小遣い少ないんだからな!」

「大丈夫!今週の日曜日、楽しみね!」


そう言って、僕らは窓を閉めた。


ああ・・・何か損した気分だ・・・

・・・・

・・・・






次の日曜日、秋晴れの中、僕らは駅に集合した。


僕と奥野は先に集合して、打ち合わせを行う。


とにかく、お互いに邪魔をしない。


上手く、カップルに別れる。


等々。