「俺達のチームのネーミングは・・・」


石田さんは、一枚の広告をポケットから出した。


そして、僕に広げて見せた。



「チーム ヒロ トゥ ザ 甲子園」



それは広告の後ろに書かれた物だった。


うわ・・・ダサ。


もし、毎晩の特訓に付き合って貰ってる人じゃ無かったら殴っていた。


「どうだ!ヒロ!カッコイイだろ!」


みんなが嬉しそうに、騒いでる。


僕はなるべくその名前を呼ばれ無い様にしようと心に誓った・・・・




だが・・・


このチームヒロは後に、奇跡を起こし・・・


メディアに取り上げられる事になり、僕は恥をかきまくる事になるのであった・・・