「あやめー、帰んぞ」

なんとか一日を乗り越えた俺たちは、

下校までもをクラスメイトに囲まれていた。



「立てるか?」


って聞けば小さく頭を縦振ったが、

いざ立ってみると案の定…


「怜、ごめん…」


フラフラで。

とにかく俺がカバン持ってゆっくり歩いた。


「寒いか?ってー…寒気ぐらいするよな」


俺のブレザーを掛けたりして、俺の家に到着。