その日の夜、彼は友達に告白した。
でも彼もダメだった。
彼はすごく泣いてた。
でもそんな中でわたしに電話をかけてきてくれた。
そのことが素直に嬉しくて、電話を切りたくなくて、静かに話を聞いていた。
彼もわたしもキライで別れたんじゃないからもしかして、と期待してた自分がいた。
でもやっぱり戻って来ることはなかった。
わたしと彼は同じ立場に立った。
それぞれ想う相手は違えど、気持ちは同じだった。
彼もわたしもこの日のことを笑い話にできる日は来るのでしょうか。
この傷を癒すのにはお互いもっと時間がかかりそう。
でもわたしは、
わたしは彼が本当に幸せになる日が来ることを、願っています。