総長の君と委員長の私。

「えっ、まじか?」

琇汰が聞いてきた

「はい・・・あ、でも大丈夫ですよ!」

「でも、お前見えてないよな?それで帰れんのか?」

「多分、大丈夫ですよー」

なんとかなるかなー?

そう思ってたときだった。

「そんなわけにはいかないでしょ」

琇汰とは違う声が聞こえてきた。

その声は低くて、でも優しい、心地よい声だった