美男子<イケメン>カフェ、はじめました。

「ちづも少しは現実<リアル>に目を向けなよっ」


「いいんだよ。私には椿君がいるから」


私はまた視線を手元のゲームに戻し、ぶつぶつ何か(多分文句)を言っている花に適当に返事をする。


花はアニメ・ゲーム(つまりオタク)二次元住人の私とは正反対に、ものっすごくオシャレだの恋だのに興味を示している。


たまに私は花にメイクとかコーディネートとかしてもらうんだけど(強制的に練習台)、まつげはやたら重いわスカートは膝より10センチも上だわでついていけない。


しかもなんか最近花は、やたらと私をアニメから引き離そうとしている。


『恋っ!恋したら、ぜっっったい二次元なんか忘れちゃうんだからっ』って。