『私は日向とか、ましてや太陽君の気持ちなんてわからないけど1つだけわかったことがあるよ。
日向も太陽君もお互いをものすごく大事に思ってること。』
日向なら分かってるはず。
太陽君がどんな気持ちで荒れ狂う海に飛び込んで行ったのか。
「・・・太陽は本当に優しい奴だった。」
日向がなつかしむように話し始めた。
「俺なんかより、よっぽどまっすぐで優しくて・・・俺のあこがれだったんだ・・・」
「俺がっ、指輪をなくさなければあんなことには・・・」
『ならなかったのかもしれない。』
私は日向に伝える。
日向のために。
・・・私のために。

