それから少ししてから日向と棗が戻ってきた。





『日向・・・』





日向はいつもと違う、悲しい雰囲気を漂わせていた。




「海・・・行ってもいいぞ。」






えっ・・・


日向は海に何かあるんじゃないの・・・?




それがどれだけ大きなものかはわからないけど・・・






『でも・・・』




「あー!俺がいいって言ってんだよ!!つべこべ言わずに行くぞ!!」







そう言った日向に唯斗さんと達樹君も驚いてる。





棗だけはいつも通りだけど・・・