「お前たちは何をしたのかわかってるのか・・・?」 そのころ、ゴトナと椿は魔法界の上層部に会いに行っていた。 “会いに行く”という表現で正しくないことはさだかである。 上層部の3人は秘密裏にある部屋に隠れていた。 「レキを殺したことを忘れたとは言わせない。」 そう言ったゴトナからは抑えきれてない殺気がにじみ出ていた。 ゴトナの後ろにいる椿の視線には憐れみ、そして・・・憎しみが込められていた。