『はい。』 私がそういうとメイドさんがこう言った。 「では、ドレスを選びましょうか。」 は?!ドレス!? いきなりすぎるでしょ!! 「何色が好きですか?」 何色って言われても・・・ あ! 『青が好きです!海の色みたいなやつ!!』 とっさに頭に浮かんだのが、あのカキツバタのブローチなんだよね。 「では、青系のものにしましょうか。」 メイドさんはそう言ってから部屋の奥にあるクローゼットからドレスを持って来てくれた。