「俺は澪を棗の家まで連れていく係だ!」 ちょっとまって、意味が・・・ 「じゃあ行くぞ~!」 『た、達樹君!!』 本当にどこ行くの~!? 私は意味のわからないまま達樹君と寮を出た。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ーーーーーーーーーーーー 『・・・すごい。』 私が達樹君に連れられてやってきたのは、多分棗の家だと思う。 さすが小川家だ。家じゃなくて屋敷だよ・・・ 私の家もそうだけど・・・