落ち着け。 何をすればいいのか考えるんだ。 ・・・とりあえず 『雑魚をやるか・・・』 棗は人型の悪魔と1対1で戦ってる。 もし“あのタイプ”なら棗の命が危ない・・・! 私は静かに呪文を唱えた。 『水虎ースイコー』 今の私は霊力をかなり押さえてるから、棗や人型の悪魔に気づかれる心配はない。 ギャアァァァァァァァ 雑魚の叫び声が無償に耳に残った。