聖蝶魔法学園Ⅱ





「私はゴトナ様の部下で椿という。」




椿はこっちを1回見てきたが、私の正体を言うつもりはないらしい。




「ゴトナ・・・」



棗はゴトナと聞いて、さらに警戒を強めた。




「澪、後ろに下がってろ。」




『う、うん・・・』




今の私にできることは



・・・・ない。





「小川棗。私が忠告する。ゴトナ様の戦いに手を出すな。」



「はっ・・・?」




棗は困惑してる。




「私が言うのはここまでだ。」




そう言って椿は、また消えて行った。