「私はゴトナ様の部下で椿という。」 椿はこっちを1回見てきたが、私の正体を言うつもりはないらしい。 「ゴトナ・・・」 棗はゴトナと聞いて、さらに警戒を強めた。 「澪、後ろに下がってろ。」 『う、うん・・・』 今の私にできることは ・・・・ない。 「小川棗。私が忠告する。ゴトナ様の戦いに手を出すな。」 「はっ・・・?」 棗は困惑してる。 「私が言うのはここまでだ。」 そう言って椿は、また消えて行った。