手元にあった水を飲み乾して、再び外の景色に目を移す この国のモノは、すべてが俺にとっては信じられない程、美しい 目の前に広がる景色はもちろんだが 鳥のさえずりや 銀の食器に並べられた食事や 地面に落ちる青葉さえも 何もかもが、美しく輝いて見える 「光の国か―――」 小さく、そう呟いて 体の力を抜いて、大きく息を吐いた どこか花の香りのする世界に包まれると、一気に眠気が襲ってきた そして、抗う事もできず 深い眠りについた―――