「光の国・・・だ」 自然とその言葉が零れた 本当に、そうだと思ったから この美しい世界を見て思う 光の国だ、と 緑と水に溢れ 光が惜しみなく天から降り注ぐ どこか、薄いベールに包まれた様な 幻想的な世界 噂に聞いていたより、遥に美しい景色だ まさに、天国というべき場所――― 「アネモス…」 そこに、俺はいた