「誰だ! 姿を現せっ!!」 姿の見えない、その声に剣を構える 辺りの霧は深く俺を包んで、視界を白に染める すると 「――っ」 また強い風が突然吹いて、咄嗟に腕で顏を覆った そして、瞬きをした――瞬間 さっきまで世界を覆っていた霧が晴れて、俺の周りを人が囲んでいた ――弓を俺に向けて