「小さなお花屋さんだ」 その子供に微笑みかけながら、その子の前に座り込む すると、ソフィアも並んで腰を下ろした 「そなたが作ったのか?」 優しくそう言ったソフィアに、子供は嬉しそうにニッコリと笑って頷く そうだ。という様に 「よくできている」 机に並ぶ花を手に取って眺める彼女の横顔に笑顔が灯る 色とりどりの花の冠 きっとソフィアが付けたら、似合うだろうな そんな事を思って、声をかけようとした その時―――