キョロキョロと辺りを見渡しながら、目を輝かせて歩くソフィア
そんな彼女の姿を見て、今度は俺が楽しくなる
こんなに楽しそうな彼女は初めて見た
初めて会った時の、あの愁いを帯びた姿はもう想像もできない
今の彼女は、この国に降り注ぐ光の様に
キラキラと輝いている
そんな彼女の後ろ姿を見ながら歩いていると
「お花はいかがですかぁ?」
小さな舌足らずな声が聞こえて
2人して足を止める
声のした方を向くと、まだ幼い子供が色とりどりの花を冠の形に結ったモノを持って、ニッコリと笑っていた
そして、その前に置かれた小さな机の上にも、同じものがいくつか並んでいる



