「この花は、ここにしか咲かない花なのだ」 そう言って、光り輝く花畑にゆっくりと腰を下ろしたソフィア そして、風に揺れながら柔らかい光を放つ花にそっと手を添える その指先には、俺があの日拾った白い花が咲いている 淡い、青の光を放って 「不思議な花でな。満月の夜にだけ、こうやって光を放つのだ」 「――あぁ。初めて見た」 こんな美しい花も この景色も 「王家の庭にだけ咲く、光の花だ」 光の花。 王家の元だけで咲く花 俺をここに導いてくれた、花