目の前で見ている景色が、夢か現実か分からない ただ分かるのは 美しい。 ただ、それだけ 「――これは…?」 「どうだ? 美しいだろう?」 言葉を無くした俺に、そっと柔らかい言葉を落とす彼女の声が耳に届く 慈しみにも似たような、そんな声が その瞬間、何故か胸が熱くなった それと同時に、何故か泣きたい気持ちになった とても―――