その表情を見て、また胸が詰まる それと同時に、胸の奥が温かくなる 「ソフィア」 彼女の名を呼ぶ それに応える様にして、俺の瞳を覗き込んだ彼女 「君は、そうやって笑っている方がいい」 柔らかく笑ってそう言った俺の言葉を聞いて、目を見開く彼女 それでも、ゆっくりといつもの淡々とした表情に戻っていく 「俺も、もっと見たい」 君のその笑顔が見ていたい 俺に向かって、微笑む顔を もっと見ていたい