「周りに大国が多いからね。女性達も自分の国を守りたいと、自ら進んで剣を取る」 「――」 「強い女性達だ」 目を閉じると思い出す あの風の強い国で 男達と共に野を駆け回る女性達を 強く誇り高い ヴェントスの民 「本当の『強い』というのは、どういう事なのだろうな」 夜空に輝く星を見ながら、懐かしい国の事を想っていると ふと、そんな言葉が耳に届く 視線を元に戻すと、目を伏せて地面を見つめる彼女がいた