彼女から感じる、ビリビリと電気の様に走る殺気を感じて、そう思う 見下す様に俺を見つめる冷たい瞳 美しすぎるそのターコイズの瞳は、まるで俺なんて見えていない様に感じる そんな彼女の瞳をじっと見つめる どこまでも澄んだ色 けれど、その向こうには闇が宿っている 「そなたも――覚悟はあるんでしょうね?」 「何?」 俺の小さく呟いた言葉に 一瞬、その顔を歪める彼女 その瞬間、一気に体を持ち上げる ハッと目を見張った彼女の腕を掴んで 剣を奪い取る そして、その体を花の中に埋めた