「――もう一度・・・会いたくて」 零れた言葉は本音だ 会いたくて もう一度、君に会いたくて ここへ来た 俺の言葉を聞いても、眉一つ動かさない彼女 ただ、柔らかく吹く風に髪を遊ばせているだけ 「そなたは――レイア姫?」 何も言わない彼女に、一歩近づいて言葉を落とす その髪に触れたくて 幻じゃないと、確かめたくて 手を伸ばしそうになる すると 「違う」 再び落とされた、冷たく静かな声 それはまるで、俺が近づいてくる事を拒む様に 真っ直ぐ、俺まで伸びてくる