危険な王子にひとめぼれ。



恭先輩もすごいイケメンだなあ。


2人並ぶと芸能人みたい。眩しすぎる。

モテるんだろうなあ、2人とも。


と、ぼーっとそんなことを考えていると

恭先輩が口を開いた。


「2人ともどこの高校?」

「春高です」

「え、春宮?近いじゃん!俺ら冬高」


2人とも、冬高だったんだ。


冬高といえば、

わたしたちが通ってる春高の最寄駅の

隣駅にある高校だ。


こんなに近かったとは。

なのに、何で

今まで会わなかったんだよわたしー。


そんなとき。

今まで一回もしゃべっていない橘先輩が

口を開いた。