危険な王子にひとめぼれ。



だからです、と

付け加えて先輩を真っ直ぐ見上げると、

先輩はぷいっとそっぽを向いた。


「…っお前は…。バカだろ?やっぱり」

「ええっ!?ひどいですっ」


思ったことを素直に伝えただけなのに。

バカだなんて、ひどいですよ先輩。


そっぽを向いた

その横顔もキレイですけど!


「…てかさー、2人とも。

俺らいるの忘れてない?」


と、先輩の綺麗すぎる横顔に

見惚れていた時に聞こえてきた声。


先輩と同時にそちらを向くと、

そこには呆れたような顔で

美月と、先輩の友達?の茶髪のひとが

こちらを見ていた。