危険な王子にひとめぼれ。



え…。まさか。


でも、あの目立つ金ぱつと

あの目立つオーラは間違いない。


あの…彼、だ。

彼が、窓の外にいる。


少し遠いけど、分かる。

遠くから見てもかっこいいなあ…。


って、

そんな悠長なこと言ってられない!

せっかく、あの彼に会えたんだから!


「…っ美月美月!」

「ん?なに?」

「あれ、あれ!」

「え?」


あれってどれよ?なんて言いながら

あたしの視線をたどって、

美月も窓の外を見る。


金ぱつだから、美月も気づいたのか、

「えっもしかしてあれ…」と口を開く。