危険な王子にひとめぼれ。



あーもう、美月大好きーっ!


可愛くて優しくて大好きな親友に

ぎゅーっと抱きついた。


「…ふっふっふ。

羨ましいでしょ?上条くん」

「っは!? 羨ましくなんかねえし!」


美月に抱きついたあたしの頭上で

美月と拓斗のそんな会話があったけど、

彼について考えてたせいで

全く耳に入ってこなかった。


うん。そうだよね。

こんなことで

落ち込んでどうするんだあたし!

1日会えなかったくらいで!


明日また探せばいいもんね!

よし、待ってろ金ぱつ王子ーっ!