危険な王子にひとめぼれ。



って、ちゃんちゃんじゃなーい!


うう、何でいないのー!

会いたかったのに。

昨日と同じ時間なのにー!


2人で電車の中を歩いて

全車両探して(こわっ)

調べに調べたものの、結局会えず、

見事に悲しい結果になりました。


「…っ…うう…」

「はよー…って、え、どうしたの藍莉」

「今はそっとしておいてあげて。

この子、今絶賛傷心中だから」


机に突っ伏して悲しみに浸っている

(そう。絶賛傷心中)

あたしの耳に飛び込んでくる、

拓斗と美月の会話。


って、美月。

絶賛傷心中って…。