『...あ?』 眠い、という事もあって、不機嫌さを隠しもせずに声を発する 悠「おいおい、俺に当たるなよ。まぁ...、とりあえず行ってこい」 心なしかニヤけた顔をしながら言ってくる悠冴に、かなりイラッとして、 「ぐふっ...!?」 ...椅子から立ち上がった瞬間、腹に一発拳を捩じ込んでやった 腹を抑えて悶える悠冴を、上から冷たく見下ろし、 『...はっ』 その姿が無様で、鼻で笑いながら、仕方なくドアの方へと足を進めた