「あ、あよ!風斗くん!!おはよう!」



はぁ?あよってなんだよ………



やっぱ、こいつも他の女と一緒だな。




「誰、お前?マジ、目障り。」




俺はそう言ってしまった。



その女の気持ちも考えないで………





その後も女は話しかけて来た。




「あ、忘れちゃったかな………私、市川美緒!!あの、小学校一緒だった………」


はぁ?んなのしんねぇし。記憶ねぇから…………



でも、今までにもそうして近寄って来た女はいた。



こいつも同じだろ。





「はぁ?覚えてねぇし。その小学校一緒ってのも嘘だろ?本当きもいから話しかけんな。」




この時、君の気持ちを考えれば良かった。




そしたら、君はあんな苦しい思いをしなくてすんだのにな…………