メモリーズ




とりあえず、立花さんとは別れて家へ帰った




また後日にでも立花さんには聞かれるだろうから話さなければならないのだろう




とりあえず今は兄、悠斗をどうするか、だ




家へ帰ってからは悠斗はずっと怒っていた

もう、今までで一番怖かった



「なんで俺が原因なの」



先に話を切り出したのは兄だった


「今日、教室の前で・・・」


何とかならない・・・とは頭ではわかっているもののこの状況をどうにかするには今日の事を話すしかなかった



「・・・はぁ」


一通り話した所で悠斗は大きなため息をついた


「な、に・・・?」


「勘違いだよ、ゆう」


「かん・・・ちがい?」


「そう、
 でも----嬉しいからいいんだよ」


「え・・・?」


「って言ったの」


そう言うと悠斗はゲラゲラと笑った

本当にもう壊れるくらいに笑われた



「なんだ、聞こえてなかったの?どうせ、聞こえてなかったんだろ?最初の言葉に気をとられてさ」


そしてまた高らかに笑った

私をからかうように



なんだか、損した気分だなぁ


損したもなにも自分が悪いんだけど・・・



これで立花さんにまた迷惑かけたな



また、誤らなきゃ・・・