メモリーズ




翌朝私は3人分のお弁当を作っていた

私と悠斗と立花さんだ

立花さんのは助けてくれたお礼とパンを奢ってくれたお礼に



「・・・はよ」


お弁当を作り終えた頃に悠斗が起きてきた


「あ、おはよう」


なんだか最近は機嫌が悪い

特に立花さんの話をしたとき・・・

心配しなくても大丈夫なのに、な



「俺さ、今日から先行くわ」

「え・・・う、ん・・・わかった」

「ごめんな」



そういって朝も食べずに出て行っちゃった

あ、お弁当・・・

今日届けに行こうかな




さすがにお弁当3つは鞄に入りきらなかったから紙袋に悠斗の分を入れて持って行った



朝、悠斗の教室の前で立ち止まってしまった・・・

なぜか?

入れないから

なぜかって?

入ったことが無いから・・・

こういうとき、どうすればいいかさっぱりわからない

ガラッっといきなり開けてもじろじろ見られるだけだし・・・



あぁ、と迷っていたら中から悠斗の声がした



「なぁ、お前さ、あの双子の妹と毎日一緒に登下校って辛くね?俺は絶対無理だわ」

「まぁ、辛くなくはねーな」

「やっぱりー、やめちまいなよ、めんどくさいだろ?正直」















「めんど、くさいなー・・・でも・・・---」