ピッ 「これでよし!」 私は未送信BOXにある 一通のメールを削除した。 もう、こんなのいらない 必要なかった… ちゃんと、 弘樹は見てくれていた、 覚えてくれてた、 分かってくれていた… 全部"つもり"じゃなかった。 それに、 弘樹と幼馴染で 本当に本当に…良かった。 何よりそのことが、一番嬉しい。 もう、見失わないようにしよう、 大切な大切な 幼馴染という存在を… 私の大好きな、大好きな… 坂本弘樹という存在を。 END