「先生…すごい…すごすぎです…。」 「オレなんかまだまだだよ。 それより、星野もどうだ??オレ、星野のノクターン聞いてみたい。」 私は先生にピアノのイスに座らされ 「少しだけですよ…??」 と渋々弾く覚悟を決める。 よしっ…。 ゆっくり自分の指を鍵盤の上に乗せる。 昨日指の爪切っといて良かった。 ピアノ弾くのに邪魔だからね。